2011年3月11日、あの未曾有の大震災からもう9ヶ月になろうとしています。
復興へ向けて歩もうにも、まだまだ立ち上がれないでいる方々もたくさんいらっしゃいます。
私も、そしてメンバーの皆も、何かお役に立てることはないか、
少しでもお力になれることはないかとずっと考えておりました。
そんな中お見舞いに伺った避難所で、「なにか歌いましょう」ということになり、
ピアノも何もなかったけれど手拍子で何曲か歌っていたら
いつの間にか大合唱になったことがあったのです。
「ああ、そうだ。歌だ。歌は人を元気にするのだ・・・」
そう確信しました。
この歌声喫茶での収益は支援金として、また、被災地各所に出向き、
ワンデーカフェ「音無美紀子の歌声喫茶」を開催して、
皆さんと喜びや悲しみ、そして元気を共有したい。
そして一日も早い復興を願い、この歌声喫茶を始めました。


■ 活動目的

東日本大震災の死者・行方不明者は約2万人。
そして、家や家族、仕事を奪われ仮設住宅等で暮らす被災者の数は、
今なお約33万人。そのうち宮城・岩手・福島の被災三県では26万人を超えています。(2011年12月)
復興計画の目途が立たぬ中、仮設住宅での暮らしは長くなることが想像に難くありません。
しかし、入居者の皆さんからは、交通手段の不便さ、住民間のコミュニケーションの難しさ、
また希望が見つけられない生活から気力、体力が失われてゆくとの声も聞こえてきます。
そこで、仮設住宅の集会所や広場などへ歌声喫茶を出張開店し、
たくさんの人たちと声を合わせて歌うことで、ひと時でも楽しさや元気を取り戻し、
住民の方たちのコミュニケーションを深める役に立つことを目的としたい。
毎月1回ぺースで、東京近郊にて歌声喫茶を開催し、
入場料を支援金とすることで多くの人へ震災の記憶を忘れないように呼びかけたい。

「歌で絆を」

また、被災地にのみならず、人と人との触れ合いが減っていくこの時代に、コミュニケーションの場を広げ、
もっと日本を元気にしたい。
みんなが集まり、楽しめる場としてこの歌声の輪を広げていきたいと考えております。



■ 活動概要

1毎月1回ペースで歌声喫茶を開催する。
2収益を元に、被災地で出張歌声喫茶を開催する。
3全国にて歌声喫茶を開催する。



■ 内 容

ソングリストにある、懐かしの歌謡曲、童謡・唱歌、世界の歌の曲目の中から、お客様に唄いたい曲を、エピソードとともにリクエストカードに記入していただき、それを抽選ボックス形式でアコーディオンやピアノの演奏とともに会場全員で歌います。
また、「今月の歌」として、毎回1曲、その場で練習してハーモニーを歌う合唱のコーナーや、ときにはゲストを招いて「美紀子の部屋」コーナー。
またこのチャリティ活動を応援しに会場に来ていただいた音無美紀子の「みき友」を紹介するコーナーなど、歌あり、トークありの内容です。



■ 音無美紀子の歌声喫茶 公式サイト

http://otonashi-utagoe.jp



■ 運営協力

株式会社オーケストラプレゼンター



■ 音無美紀子の歌声喫茶 事務局

〒107-0052 東京都港区赤坂5-1-36 赤坂TSビル4F
オーケストラプレゼンター内

事務局長 栗原知里



■ 問い合わせ先

TEL: 070-5549-1094 (オーケストラプレゼンター内/受付時間10:00~17:00 [土日祝休み])
FAX: 03-3505-3994
e-mail: info@otonashi-utagoe.jp


設立趣意書のダウンロードはこちらから



HOME > 「音無美紀子の歌声喫茶」とは